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2007年7月11日の日本経済新聞に掲載されたマイクロソフト株式会社の医療情報システム標準化に関する記事について
2007月11日発刊の日本経済新聞にて「Microsoft医療情報システム標準化を呼びかけ。導入費5割安く。」などの報道がされました。

この件に関して日本IHE協会は質問状を送付しマイクロソフト株式会社様より回答を得ました。

(資料:日本IHE協会からマイクロソフト株式会社への質問状)

(資料:2007年7月19日掲載 マイクロソフト株式会社 訂正記事)

<質問と回答>(資料:マイクロソフト株式会社から日本IHE協会への回答書)

【質問1】 貴社の言われるCHP実現のための具体的な方策について。
例えばアプリケーションシステムの相互連絡の実現に向けて現状分析と課題の抽出、その解決策の提案事項、特に既存または準備プロセスにある各種IHEインテグレーションプロファイルとの関係

【ご回答】 弊社のCHPにおいては、基本的にBiztalk Serverを活用したシステム間の相互連携を想定しております。各種IHEインテグレーションプロファイルとの関係においては、今後弊社としても貴協会に参加させていただき、どのような可能性があるのか検討させていただきたいと考えております。また、米国本社においても、IHE とXDS.bというWeb Service仕様や標準に対応する相互運用のためのプロファイル策定に関して共同で動いています。このプロファイルについて試行的な実装をしてもよいというIHEの承認をとり、2008年のIHEコネクタソンでのテスト、HIMSSでのデモも予定されているとのことであり、このような米国本社の動きなども貴協会にてご紹介させていただきたいと考えております。

【質問2】 貴社の構想が貴社の産物のみに依存しない普遍的なものであるのか

【ご回答】 弊社のCHP構想は、医療分野における各種標準化推進団体の成果である各種標準に基づき、患者および医療サービス従事者本位の医療システム構築の実現を目指して整備中のものであり、日本における活動におきましては、日本IHE協会を含む諸団体のご指導のもとに進めていきたい所存です。
 また、医療システム全体に関する基本的な考えといたしましては、上述のCHP構想においてのみならず、同時に発表いたしましたCHART構想においても、また、その他の活動におきましても、医療現場に携わる実務レベルの専門職方々のご意見、貴協会をはじめとする標準化推進団体、関連学会のご意見を賜りながら、特定の社の産物に必ずしも依存しない、普遍的なIT資産の有効活用形態を目指すものと考えております。

【質問3】 IHE Japanの活動についていかなる認識をされているのか

【ご回答】 弊社は、まだ日本IHE協会に参加しておらず、残念ながら貴協会の活動について十分な理解をしているとは申し上げられません。これを機会に、弊社としても是非貴協会の活動に参加させていただきたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

以上、ご回答申し上げます。

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