■ | 第16回IHEワークショップ in 神戸 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本IHE協会が年間数回全国各地で開催しているIHEワークショップが、財団法人日本眼科学会、日本眼科医療機器協会との共催で、第32回日本眼科手術学会総会会長の協力を得て、機器展示場である神戸国際展示場3号館特設ブースにて開催された。午前と午後の2回に分けてのワークショップとなり合計約120名の来場者となった。 日本IHE協会代表理事である石垣氏の挨拶で開会し、IHE眼科委員会、篠崎氏から眼科領域における業務フローの特殊性と、それに伴い医療機器や医療情報システムがクローズシステムとなっている現状を分かりやすく解説し、その解決策としてのIHEの有用性と眼科領域におけるIHEの目指す方向性と具体的な取り組みを報告した。 加藤氏、山村氏ら医療機器メーカからは医療機器メーカとしても眼科領域におけるより良い医療提供のためには、医療情報の標準規格を利用した機器開発やシステム開発が重要であることを強調し、日本IHE協会、日本眼科学会、日本眼科医療機器協会、との産学連携の重要性を説明した。 安藤氏、江本氏はIHEの医療情報領域における有用性と、先行して取り組んできた放射線領域におけるIHEの有用性を紹介した。 木村氏は電子カルテ等の病院情報システム全体から見た医療情報の標準化の重要性と、眼科領域における医療情報の標準規格を利用することへの重要性を具体的な事例を挙げながら解説した。
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