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第IV編 相互運用性普及への課題
3.3 コニカミノルタエムジー株式会社のIHE-Jに対する方針や方向性

弊社は、病院様に最高のシステムを選択いただこうと、マルチベンダー環境でも接続が容易となる標準規格に対し、以前より積極的に取り組んで参りました。

平成13年のIHE-J活動開始以前から、米国にてIHEのコネクタソンに参加し、Acquisition ModalityやPrint Server , Print ComposerにてIHE-J対応の認定となるゴールドスターを取得しております。また、今回埼玉医大コンソーシアム「IHE-Jを用いた相互運用性に関する放射線部門を題材としたショウルーム型実証事業」に参加させていただきました放射線画像電子保存用サーバも、平成16年度,平成17年度のIHE-Jのコネクタソンに参加し、ゴールドスターを数多く取得しました。

 ・ImageManager/ImageArchive
   Access to Radiology Information (ARI)
   Consistent Presentation of Images (CPI)
   Key Image Note (KIN)
   Patient Information Reconciliation (PIR)
   Scheduled Workflow (SWF)

 ・Report Repository
   Access to Radiology Information (ARI)
   Simple Image and Numeric Report (SINR)


IHE-Jは、米国のIHEに対し国内の臨床現場での運用の要素を取り入れたガイドラインとして、今後も検討されていくことでしょう。

我々は、すべてを国内にて自社開発している数少ないモダリティ及びPACSメーカでもありますので、IHE-Jの提案を積極的に取り入れ、国内における医療情報の標準化に少しでも寄与できればと考えております。