ニュースレター

ニュースレター Vol.24 (2012年2月17日)

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  日本IHE協会ニュースレター Vol.24 2012年2月17日
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 日本IHE協会の最新情報をニュースレターでご案内いたします。
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☆☆ トピックス ☆☆


■ IHE臨床検査国際会議報告

 2011年9月19日から3日間IHE臨床検査の国際会議が東京で開催されま
 した。震災の影響により開催が危ぶまれましたが、海外のIHE臨床検
 査メンバーからの後押しにより実現することができました。
 以下の議題について検討されました。

 ・LAW(自動分析装置プロファイル)ドラフト版レビュー

 ・LBL(採取管ラベル準備向けプロファイル)オプション提案

 ・LCC(臨床・検査室コミュニケーション)新提案

 ・SET(検体に関する事象のプロファイル)新提案

 ・CP (Change Proposals of Laboratory Testing Workflow)レビュー


 ●図表を交えた詳しい解説はこちらの専用ページをご参照ください。
     http://www.ihe-j.org/events/n77/index.html


■ 統合プロファイルLBL(採取管ラベル準備向けプロファイル)が公開

 ・Laboratory Specimen Barcode Labeling (LBL)が2012年1月3日に
  公開されました。


■ コネクタソン2012について循環器委員会からのお知らせとお願い

1.コネクタソン2012 では下記のテクニカル・フレームワークをベース
  に審査を行います。

  ・IHE Cardiology Technical Framework Volume 1 (CARD TF-1)
   Integration Profiles Revision 4.0 - Final Text August 5, 2011

  ・IHE Cardiology Technical Framework Volume 2 (CARD TF-2)
   Transactions Revision 4.0 - Final Text August 5, 2011

2.統合プロファイルCATHとECHOでは動画像の取り扱いが必須であること
  をご案内致します。下記アクタで参加される場合はご注意願います。

  ・Acquision Modality

  ・Image Manager/Image Archive

  ・Image Display

3.統合プロファイルIVI・ECGへの参加のお願い

 統合プロファイルIVI(血管内イメージ)は日本発のプロファイルです。
 ワークフローは統合プロファイルCATH・ECHOに準じた内容です。
 統合プロファイルECG(心電図相互参照)に関して、IHE-Jでは厚生労働
 省より標準規格として定められているMFERによる波形参照を行っていま
 す。参照用のビューアは MFER委員会よりダウンロード可能です。
 http://ecg.heart.or.jp/Jp/downloads/index.html

 ●詳細はこちらの専用ページをご参照ください。
     http://www.ihe-j.org/connectathon/ihe-card2012/index.html


■ 統合プロファイルPEQのご紹介(ITI委員会)

 ITI委員会INC-WGで現在検討しているPEQ(Patient Encounter Tracking
 Query)統合プロファイルは、1つの施設の中で患者の所在を把握・共有
 するための業務シナリオです。PEQは、病院の中で患者さんがCT検査終了
 後に外来診察室に立寄るはずなのに、外来でいくら待っていても到着
 しない(=患者さんが行方不明な)ケースが発生した場合に、情報シス
 テムを利用して患者さんの居場所を見つけることを目的としています。
 PEQは、1)患者所在通知機能、2)患者所在情報管理機能、3)患者所在検索
 機能 の3つのアクタを用意して、リアルタイムに患者の所在情報を管
 理することが可能です。施設内にRFIDのような仕組みがあれば、RFID制
 御装置が患者所在通知アクタを装備することにより人手を介することな
 く患者さんの所在情報を集約し利用することも可能になります。


☆☆ 委員会活動 ☆☆


■ 病理・臨床細胞委員会

1.JAHISとの連携の強化による規約作成の取組み

 ・「病理・臨床細胞データ交換規約 V1.1」を作成作業中。2012年12末
  制定予定。

 ・「病理・臨床細胞DICOM画像データ規約V1.0」(DICOMマクロ画像、
  顕微鏡画像の定義について)を制定作業中。2012年2月末制定予定。

 ・「病理・臨床細胞DICOM画像データ規約V2.0」(DICOMバーチャルス
  ライド画像を定義)を2012年5月から作業開始。2013年6月末制定予定。


2.広報用CD配布による普及啓発活動

 以下のイベントで広報用CDの配布を予定しています。

 ・日本病理学会第101回総会 4/26〜28(東京)
 ・日本病理学会第58回秋季特別総会 11/22〜23(愛知)
 ・日本臨床細胞学会第54回春季大会 6/1〜3(千葉)
 ・日本臨床細胞学会第51回秋季大会 11/9〜10(新潟)
 ・日本TP・VM研究会第11回総会 12/14〜15(沖縄)


■ 臨床検査委員会

1.IHE臨床検査テクニカルフレームワーク(TF)とJAHIS臨床検査データ交換
  規約との整合性作業

 ・「JAHIS臨床検査データ交換規約Ver3.1」がJAHISサイトにてパブリック
  コメント中。パブコメ期限:平成24年3月9日。

2.臨床検査委員会PC/TC会議。 平成24年1月21日に開催。

 ・Specimen Event Tracking (SET)の新プロファイル作成を日本が行う事が
  決定。

3.Laboratory Analytical Workflow (LAW)

 ・パブリックコメントが締め切られ、13のコメントあり。欧米メンバーと
  連携し回答を準備中。


☆☆ 活動予定 ☆☆


■ 第35回IHEワークショップin札幌

 日時:2012年3月10日(土)
 場所:北海道大学保健学科講義室
 備考:厚生労働省事業のため参加費無料
 詳細:http://www.e-rad.jp/xoops/modules/eguide/event.php?eid=62


■ 第76回日本循環器学会学術集会 ファイアサイドセミナー

 日時:2012年3月17日(土)18:20〜19:20
 場所:福岡国際センター1階第18会場アリーナA
 内容:IHEって何?見える、つながる!循環器領域の医療情報
 詳細:http://www.ihe-j.org/events/n78/index.html


■ 第76回日本循環器学会学術集会 IHEデモンストレーション

 日時:2012年3月16日〜18日
 場所:機器展示会場
 内容:実機によるデモンストレーションと解説を行います。
    病院関係者だけでなく企業関係者もぜひお立ち寄りください。


■ 大分県臨床検査技師会向け説明会

 日時:2012年3月18日(日)10:00〜12:00
 場所:済生会日田病院
 内容:
  ・IHE概要@〜IHE活動が何故始まったか?
  ・IHE概要A〜ユーザが最低限知っておくべきIHEの知識
  ・IHE臨床検査概要〜IHE臨床検査の現状と最新導入秘話


☆☆ 活動報告 ☆☆


■ 第23回日本臨床微生物学会への参加(臨床検査委員会)

 日時:2012年1月21日〜22日
 場所:パシフィコ横浜
 内容:LTW-MB動向調査を実施


■ 第10回IHE臨床検査勉強会in京都

 日時:2012年1月27日(金)14:00〜
 場所:洛和会音羽病院
 内容:「第9回ネットワークの基礎の基礎」石井尚実(日立ハイテク)
    「HL7のお話」千葉信行(A&T) 他


■ 第34回IHEワークショップ in 沖縄(初級編)

 日時:2012年2月11日(土)
 場所:沖縄県立南部医療センター講堂2階
 備考:厚生労働省事業のため参加費無料
 詳細:http://www.e-rad.jp/xoops/modules/eguide/event.php?eid=61


☆☆ 委員会 ☆☆

 2月 7日 PCD委員会
 2月10日 PDI制度検討委員会
 2月13日 ITI委員会
 2月13日 普及推進委員会
 2月14日 放射線治療委員会
 2月15日 プレコネクタソン事前説明会
 2月23日 循環器技術委員会
 2月27日 運営委員会
 2月28日 プレコネクタソン2012
   
 3月 6日 PCD委員会
 3月 8日 普及推進委員会
 3月13日 放射線治療委員会
 3月14日 放射線技術委員会
 3月26日 運営委員会

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