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第II編 基本計画
1.4 実施体制

本事業の実施体制としては、埼玉医科大学が中心となって組織したコンソーシアム(名称を過去の事業と同様の、「ショウルーム型IHE-J実証事業埼玉コンソーシアム」とし、過去の事業から二社増えた構成とした。)を中心として、マルチベンダ環境を構築するため、以下のような担当区分とした。

なお、以下の担当区分には、過去の事業において実装した機能のうち、本事業で使用した機能については、重複して記載してある。
(1) 全体管理・実証内容決定・事務局
プロジェクト管理を含む、全体の事業推進については、埼玉医科大学が担当した。また、事業成果のとりまとめを行った。
(2) 電子カルテにおける機能追加・設定追加・画面作成等の実装等、Order Placer・ADTへの実装。
富士通株式会社が担当した。
(3) Order Filler・MWM Server等、放射線部門情報システムの実装変更・設定追加。
横河電機株式会社が担当した。
(4) Image Manager/Image Archive・Image Display・Portable Media Importer・DICOM/HL7-Gateway・WADO用画像配信サーバ等、WADOを用いた画像配信に関する画像情報システムの実装追加及び、PDI統合プロファイルにおける患者情報の整合を行った後の画像情報連携(一部レポートからの進捗も連携)に必要なシステムの実装。
コニカミノルタエムジー株式会社が担当した。
(5) Report Creator・Report Reader・Report Manager・Report Repository等、RWF統合プロファイルに必要なレポーティングシステムの実装及び、レポート配信に向けたWADOインターフェースの組込み。
株式会社日立メディコが担当した。
(6) Acquisition Modality(DR装置:主にX線透視検査等を行う医療機器)における、JJ1017連携の実現に向けた、インターフェースの改善。
東芝メディカルシステムズ株式会社が担当した。
(7) Image DisplayへのPDI統合プロファイルにおけるPortable Media Creator機能の実装(Image Display機能自体は、従来から埼玉医科大学が保有していた機能である。)
株式会社イメージワンが担当した。


本事業の実施体制を以下に示す。

また、本事業の契約者・代表者及び、ショウルーム型IHE-J実証事業埼玉コンソーシアムの代表者を以下の通りとした。

さらに、埼玉医科大学及び、各社の担当者の一覧を以下にまとめた。
担当者は、各組織・会社から正副各一名を選任し、本事業の窓口とした。