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第II編 基本計画
1.3 委員会の設置

本事業の円滑な推進と、技術的実装状況の確認や事業の質的向上を目指して、外部の有識者を委員会として招き、実装検証委員会を組織・設置した。

実装検証委員には、IHE-Jガイドラインの技術的知識が豊富で、第一線で活躍中の先生方を、各方面からお願いした。

各実装検証委員には、就任のご了解を頂いた後、実証事業中である平成18年2月9日と、実証事業終盤の平成18年2月27日の二回にわたり、埼玉医大へ来院頂いた上で、実際のシステムを前にしてシステムの実装状況を確認・検証頂き、ご指導や事業に関するアドバイスを受けることで、IHE-Jへの技術的準拠状況の確認、及び事業内容の質的向上に努めた。

後述するが、本年度は埼玉医科大学からの提案事項もあり、委員の先生方とは多くの意見交換が行えた他、事業に対する的確な指導・指示を数多く賜った。

以下に、実装検証委員の一覧を示す。

<本実装検証委員会のポイント>
(委員に配布した資料の写しを下記に原文のまま掲載する。)

■実装検証委員会について
実装検証委員会は、学校法人埼玉医科大学が「経済産業省平成17年度委託事業(医療情報システムにおける相互運用性の実証事業)「IHE-Jを用いた相互運用性に関する放射線部門を題材としたショウルーム型実証事業」を遂行するに当たり、実施計画書内で定義した有識者による委員会で、「本事業における要求仕様を理解し技術に精通した有識者を事業体制の一環として選任する。」と定義されている。

■実装検証委員の先生方に検証の上ご評価・ご指導頂きたい項目
実装検証委員の先生方にご指導・ご評価の上、適切に事業が行われているかについて、ご確認頂きたい項目は、以下の通りである。

<第一回委員会>
・ 実施計画書に沿って事業展開が行われているかの検証・指導(第一回委員会)
・ バーチャル・ショウルーム、リアル・ショウルームの維持管理と、最適なコンテンツの構築について(第一回委員会)
・ IHE-J委員会・DICOM委員会等との協調体制について(第一回委員会)

<第二回委員会>
・ 本年度事業におけるIHE-Jを用いた実装の状況について(第二回委員会)
・ バーチャル・ショウルームのリニューアル状況について(第二回委員会)
・ 本実証事業の成果について(第二回委員会)
・ 総括(第二回委員会)

■総合評価のポイント
1)本事業が相互運用性の普及に資するものであったか。
2)IHE-Jガイドラインが実際の臨床現場に有用であったか。
3)実証実験で得られた技術的問題点や今後の課題を明確にすることができ、また、それらの解決策の検討が行われたか。
4)バーチャル・ショウルームのコンテンツがIHE-J導入を検討する施設の情報源として、適切に構築されていたか。